名勝庭園について

 当寺の庭園は実測515坪(1700平方米)あり、その築造年代は詳ではないが慶長年間から江戸時代中期の作と言われています。
 昭和4年に日本名勝庭園の一つとして、文部省より福井県下最初の指定を受けた山水庭園であり、四季に彩られる美しさを楽しむことができます。

 林泉は、本堂より書院にわたって丘陵の斜面に作庭されています。山麓の露岩を利用して小池を築き、古松野に向かい、つつじ等の矮樹を配し石を立て灯籠を配置しています。椎、樅、高野槙などの巨樹を背景にした庭園の眺めはまた格別です。